2014年7月3日木曜日

ゼンハイザー HD25-1 II と私

SONYのMDR-CD3000さまを手放して目をつけたヘッドフォンブランドがですね、
ゼンハイザーという会社でありました。

と言うより  HD25-1 II という機種がメタルやロックなど、
激しい音楽を再現するのに適しているという記事を見て、ゼンハイザー、嗚呼、ゼンハイザーッ!と一方的に惚れ込んでいったんです。
試聴したこともないのに、ねえ!

で、買ったんですわ、HD25-1 II。試聴してないのに。まーた見切り発車ですよ。


音はね、最初奥の方にある感じで、こもりがちな音だったんです。
でも最初っからMDR-CD3000とは違う、ドラムで言うとツーバスのドコドコ感はしっかりしていて
評判通り低音の出が良くて、おおーーーー!っとなったんです。

こもりがちの音もエージング(慣らし運転みたいな意味です)していく内に 曇りガラスが晴れやかになっていく様な変化が徐々にありまして、
どんどん好みのヘッドフォンへと変貌を遂げるというか、本領を発揮し始めたのですが、
買った時から思っていた不満が募りに募っていきました。

なーんでこんなに側圧キツイんですかね!('A`)

HD25-1 IIはとても良いヘッドフォンで、業界御用達なんだそうです。
見た目の安っぽさとは裏腹の頑丈さだし、ケーブルの交換も楽だし、 そら御用達になるわってな感じなんですが、
なーんせ長時間の音楽鑑賞に向かないってくらい側圧がきつくて耳が痛くなるんですね。
聴き疲れじゃあなくて、物理的に痛いんです。私の頭のサイズは平均的(56センチ)と思うんですがこの側圧のきつさはなぜなんじゃあああああ!と思った方は多いかと思います('A`)

このHD25-1 IIの長所はロック系の音楽をとても楽しく鳴らしてくれるところ。
短所は側圧!('A`) 挟み込みすぎだろォ!


調整できないかと思って、ヘッドフォンのバンド部分を無理に開いたりあれこれしたんですけど
これは褒められる点と言っていいんですが、なにをしても元に戻るんです。あの側圧に。
ほんとに頑丈です、HD25-1 IIは。
バキっと折れるんじゃないかくらい曲げてみたんですが、ヘッドバンドは広がらないし、 元に戻るし('A`)


この側圧のきつさから来る痛みに耐えかねまして、HD25-1 IIはヤフオク先生にて旅に出ました('A`)


何故にHD25-1 IIを容易く手放したのか、
あんなにメタルを楽しく鳴らしてくれたHD25-1 IIをッ!

ターゲットを同じゼンハイザーのHD650へ目を向けたからであります。